声帯ポリープの病理組織検査写真
August 29,2011
ポリープID:1314606266- カテゴリー » 動物病院ニュース
血尿が長く続くキャバリアの来院。エコーで膀胱内に腫瘤があるのが判りましたが、画像検査だけでは悪性の癌なのか良性の腫瘤なのかは診断出来ません。もう一例はシワガレ声が続くミニピンです。喉頭を診ますと右側声帯に腫瘤が発生しています。これも見た目だけでは悪性か良性かは診断がつきません。両症例共、病理組織診断(組織を採って調べる)を行ないました。血尿が続く犬は好酸球性膀胱炎(ポリープ様好酸球性膀胱炎)、シワガレ声の犬は声帯の炎症性ポリープとの結果。二例とも悪性の癌で無く安心といったところでしょう。見た目だけで早急に診断名を求めないで欲しい事と少し時間と検査費用がかかりますが病理組織検査なるものが必要である話でした。
膀胱切開してポリープの切除。
エコー診断
ポリープ様好酸球性膀胱炎の病理組織検査写真
声帯ポリープ
— posted by shimoe-s at 05:24 pm
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