9月, 2017年

ウンコが出ない パートⅡ

 

高齢の雄のMシュナウザーが排便困難とのことで来院です。
力むのに平べったい便しか出ないとのこと。
直腸検査などをしてみると、肛門より4センチほど奥に入った所で固いものに触れます。骨盤と尾骨に挟まれた空間に直腸がありますから、この場所に大きな腫瘤が出来ると当然 排便、排尿 困難と進む訳です。
今回は腫瘤がある場所が骨盤の背中側の肛門に近い場所なので肛門と尾の間からアプローチして摘出です。因みに今回は術前の針生検診断通り、直腸から発生した良性の平滑筋腫でした。

IMG_0729切開して腫瘍の全貌IMG_0731腫瘍摘出IMG_0748本日抜糸

特発性三叉神経症

医学用語に【特発性疾患(とくはつせいしっかん)】という呼び名があります。特別な原因が見当たらないのに発病することを意味します。今回は表題の病気の犬の来院です。
食事が食べれずヨダレが出るとのこと。口が開いたまま閉じられない症状です。色々な疾患の除外診断の結果、三叉神経(第V脳神経)の運動神経障害から咀嚼筋の一時的麻痺が起こっていると推測されました。食事を口の中に入れてやることで上手く飲み込めます。飼主さんは頑張られ10日後には麻痺も改善し普通に食事が摂れるようになりました。

IMG_0508IMG_0506IMG_0504 (3)口が開いたままで巧く閉じられません。

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