11月, 2011年

焼杉板塀

当院の駐車場に板塀が完成しました。子供の頃、よく見かけた焼杉板塀。最近ではあまり見かけなくなりました。木造校舎の杉板など、風雪を耐え抜いて来た味わいのある色に変色した路地の板塀。皆、優しい温もりが感じられ『ふるさと』を思い起こさせてくれます。そのような理由もあって排気ガス、騒音対策に塀を作りました。因に流通しているのは厚さ1センチの焼杉材がほとんどですが、知り合いの建築設計士さんのアドバイスで3センチ厚の焼杉板にしました。焼杉板は表面をバーナーなどで炙って炭化させる事により杉板が腐食するのを防ぎ丈夫な外壁材とする日本古来の方法です。此のたび知った言葉に浮造り(うづくり)があります。これは木材の木目(年輪)を引き立てて見せるようにする焼杉の加工を言うそうですが、これは焼いた杉板の表面を特殊な道具で擦ることにより、春夏に成長した柔らかい木目の部分のみを削り、秋冬の堅い木目を残す。これによって、板の炭化した黒い部分が筋状に盛り上がり、白い部分が凹むようになり、木目を立体的に目立たせる方法だそうです。何年かすると自然にもっともっと味わいが出て来るようになるかと期待しています。 list of domains

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