猫の耳垢腺癌

2012-04-30

ここ数年、耳ダレ(耳分泌物)が臭く困り果てた老猫の来院です。外耳道入り口は膿汁でカリカリ。耳道内を検査使用にも痛みでそれ以上困難。麻酔下の検査で中耳~外耳にかけて腫瘤物があり、これが臭いの元凶と判明。“とにかく臭いを何とかして…”飼い主さんの切羽詰まった要望に答えるべき手術突入となりました。

 

外耳道を開いた所。

ピンセットで指している丸い塊が腫瘍(後に病理検査で耳垢腺癌と診断)

 

 

 

 

 

腫瘍だけ摘出は取り残しになるため、全耳道摘出を選択。

 

 

 

 

 

クサイ臭いから解放され家族も猫もスッキリ。

この手術の併発症として顔面神経麻痺が軽度に認められます。

暫くすると改善してきます。

猫の耳垢腺由来の腫瘍の発生は稀ですが、何事も早期に治療を。

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