取り出した中皮腫の一部
June 21,2009
中皮腫ID:1245588201- カテゴリー » 動物病院ニュース
— posted by shimoe-s at 09:43 pm
カレーを食べにID:1245582715- カテゴリー » 動物病院コラム
— posted by shimoe-s at 08:11 pm
June 7,2009
腫れ物の細胞検査ID:1244355829- カテゴリー » 動物病院ニュース
体の表面など見えるところ、また触ってわかるところに出来た病変(腫瘍、皮膚病など)で、これ放っておいて大丈夫でしょうか、何でしょうか、とよく質問を受けます。一見して診断つくもの、そこの細胞など採って顕微鏡で観察しないと診断できないものがあります。穿刺吸引細胞診といって針を病変に刺して得られた細胞を染色して診断する方法が日常的に行われます。それ程時間がかからず答えは出ますが只、穿刺吸引しても細胞が充分採れず診断が出来ないこともあります。その場合麻酔下で病変を大きく採って診断するようになります。当院で判断出来ない場合、採集した組織はホルマリンに浸けて専門の検査センターに診断依頼しますが、結果は一週間ぐらいかかります。下の写真は猫の舌に出来た腫瘤ですが、一見すると癌など悪性腫瘍を疑いましたが組織病理診断では好酸球性肉芽腫で腫瘍ではありませんでした。もう一つの例は犬のペニスの皮膚に出来た腫瘤ですが組織診断の結果は悪性腫瘍でした。このように見た目だけでは判らない場合もありますので細胞診、あるいは組織診断が必要であることをご理解下さい。
舌の表面奥まで発生した好酸球性肉芽腫— posted by shimoe-s at 03:23 pm
May 31,2009
マムシ咬傷ID:1243755580- カテゴリー » 動物病院ニュース
今年最初のマムシ咬傷の犬が来院しました。日本に棲む毒蛇にマムシ、ハブ、ヤマカガシがいますが犬猫が咬まれて連れて来られる例は此のあたりではマムシ咬傷です。マムシは出血神経毒(蛋白分解酵素)をもち咬傷部の出血、腫脹、浮腫、壊死等を起こします。毒牙の刺傷が2カ所~1カ所あり好奇心の強い犬猫が口周囲、前肢を咬まれるのが通常です。ヤマカガシは血液凝固阻害毒をもち毒牙はマムシと違い奥歯にあるので、めったに咬まれることは無いそうです。(私はヤマカガシ咬傷の犬猫の症例は診たことがありません)開業以来マムシ咬傷例は恐らく100例以上診てきましたが今だ死亡例はありません。犬はマムシ毒に比較的強いとされていますが治療は必要です。過去の例で皮膚の壊死、腎不全などで治療が長引いた例もあり、毒素の量、個体差で症状に違いがありますから安心は出来ません。今回は写真の様に特徴的に腫れていますが咬傷部位が唇の内側の為、唇をめくって見ないと傷は判りませんでした。飼い主さんはマムシ咬傷の診断に驚いておられましたが、咬まれる瞬間とかマムシを目撃されていなければビックリされるのも当然でしょう。マムシが生息している草むら等に入る犬猫そして人も注意が必要です。因にヒトはマムシ抗毒素血清注射などが必要ですので早く病院に行って下さい。もちろん犬猫も動物病院へ。
治療二日目ですが口唇、首、胸前の腫れは大分減少しました。食事も摂れています。— posted by shimoe-s at 04:39 pm
May 17,2009
東洋眼虫ID:1242545351- カテゴリー » 動物病院ニュース
— posted by shimoe-s at 04:29 pm
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