手術で取り出したものID:1251586494-

手術.検査で取り出すもの色々ありますが、一番多いのが避妊手術での子宮卵巣、睾丸でしょうか。引き続き腫瘍(癌)でしょう。今月は変わったところで、虚脱状態で運ばれてきた犬の小腸摘出。老犬のフィラリア摘出。副腎癌の摘出などなど切っては取り出すことが多い月でした。体にとって邪魔なもの、要らないものは取り去って元の体に戻すのが一番良いのは誰もが思うことでしょう。でもそこには人間側の経済的、精神的事情、動物側の体力、予備能力、年齢など色んな要素が絡み合い同じ病気でも同じ治療を施すことはあまりありません。上記の3症例は動物側の状況が非常に悪かったのですが、飼い主さんのご理解、犬に対する思いが強く施術する私の力強い後押しとなってくれました。
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壊死した小腸の一部原因は病理検査でもハッキリしませんでした。

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取り出した副腎の腺癌(左側)

フィラリア摘出用のフレキシブル.アリゲーター鉗子にて取り出した犬フィラリア。最近では予防が進み、この手術をすることが少なくなりました。

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誤って飲み込んだ種を内視鏡で取り出すところ。
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肛門腺(臭い袋)の摘出
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脾臓の腫瘤
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ウサギ同士の喧嘩による睾丸脱出。これから消毒などして睾丸を摘出します。ウサギの喧嘩も凄まじいものです。

— posted by shimoe-s at 07:54 am  

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