鑑札の装着ID:1188422829-

 東京・世田谷保健所は「鑑札」のデザインを平成20年度から変えることにしたという。鑑札は今春からデザインが自由化されたことにより、著名な商品デザイナーに委託してファッション性を高め、装着率を上げて、殺処分される迷い犬を減らす狙いだ。迷子になったり放置された犬が保健所に保護された場合、鑑札を付けていれば飼い主が分かるが、付けておらず飼い主が見つからなと、1週間程度で殺処分されることが多い。非政府組織(NGO)「地球生物会議」によると、平成16年度の殺処分数は全国で13万頭を超えるという。処分される犬の問題に取り組む世田谷文化生活情報センター・生活工房の「ただのいぬ。プロジェクト」が飼い主にアンケートしたところ、鑑札をつけない飼い主理由は、小型犬には大きい・おしゃれじゃない・取り付けにくいなど。このため同プロジェクトは、厚生労働省が3月に鑑札のデザインを自由化したことを受け、同保健所に見直しを提案、採用されたもの。同様の悩みを抱える他の自治体にも今後影響を与えると見られる。(2007/08/25JPR)

鑑札を首輪に着けることは義務ですが、小型犬などは室内での生活がほとんどで散歩も胴輪を使用される方が多く、鑑札を着けていない犬が多いのが現状です。このところ雷に恐れ脱走し行方不明となった犬達のことを耳にします。この犬たちが鑑札あるいは電話番号、住所が書かれた迷子札を着けていれば早く家族の元へ帰れただろうにと思える事例が多々あるのも事実です。堅牢で字の消えないファッション性のある鑑札が出ることをせつに願います。付加価値としてノミ・ダニ・蚊防止の機能が備わっていればより普及するでしょうがね・・・。

— posted by shimoe-s at 06:27 am  

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