同時に摘出した子宮の平滑筋肉腫
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April 29,2010
猫の乳腺癌ID:1272544432- カテゴリー » 動物病院ニュース
— posted by shimoe-s at 09:33 pm
April 16,2010
特発性振戦病ID:1271410150- カテゴリー » 動物病院ニュース
振戦とは”ふるえ”のことですが、寒さ、恐怖、怒り等で起きる生理的なものと病的なものがあります。よく質問を受ける振戦(ふるえ)に老齢犬の特発性振戦病があります。柴犬、柴系雑種によく見られ、10歳を過ぎた頃から歩行時は目立たないのですが静止起立時に後ろ足が”震える”ものです。原因は不明ですが大脳基底核や特定領域のニューロンの変性が認められることから神経伝達障害と推測されています。特に治療法は無く、疲れない程度に自然体に歩行運動をしてもらっています。また、最近診た”ふるえ”に成犬の特発性振戦病(ホワイトシェーカーシンドローム)があります。3歳のマルチーズ、寝ている時以外ずっと震えて歩行もぎこちなくなってきた、と来院されました。血液検査、神経学的検査、犬種、症状からこの病気を疑いました。この病気は神経伝達を行なうエピネフィリン、ドーパミンの前駆物質であるチロシンの代謝異常によると推測されています。またステロイド療法で改善が認められることもあるため免疫疾患の可能性もあるとされています。特発性(とくはつせい)...と、名のつく病気は原因がはっきりしてないことを指します。このマルチーズ、精神安定剤とステロイド治療で改善されてきました。この病気、厳密にはMRI検査、脳脊髄液検査等も行ない鑑別診断しなければならないところですが、諸事情で出来ない場合もあり経験に基づいた治療が優先されることもあるのです。
寝ている時以外はずっと震えています。瞬き反応も鈍い。(ホワイトシェーカーシンドローム)
— posted by shimoe-s at 06:29 pm
March 26,2010
悪性黒色腫(メラノーマ)ID:1269567522- カテゴリー » 動物病院ニュース
摘出した眼球(いつもグロテスクなものばかり載せて申し訳ありません)
— posted by shimoe-s at 10:38 am
March 24,2010
唾液腺嚢胞ID:1269433660- カテゴリー » 動物病院ニュース
喉に大きなコブが出来たコーギーが通院しています。コブは唾液腺嚢胞といって唾液腺や唾液管が損傷し周囲の組織に唾液が漏れて溜まった袋のことをいいます。耳下腺、下顎腺、舌下腺、頬骨腺の4つの唾液腺がありますが、このコーギーの場合は下顎腺から起こった唾液腺嚢胞でした。何度か針で粘液を抜いていたのですが走る度にブラブラ、食事の度に食器にぶつかり不自由していました。飼い主さんはコーギー君が高齢だから手術を躊躇されていましたが此のたび決意され手術摘出の運びとなった訳です。
下顎に出来た唾液腺嚢胞
摘出した下顎腺の唾液腺嚢胞
— posted by shimoe-s at 09:27 pm Comment [7967]
February 21,2010
パーカッションベンチレーターID:1266741027- カテゴリー » 動物病院ニュース
— posted by shimoe-s at 05:30 pm
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