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実りの秋、ポポー食べたことあります?ID:1191587030-

今年も来院される方からポポーをいただきました。ポポーの原産地は北米南東部で、バレンシア科の温帯果実だそうです。トロピカルな甘い香りが漂い、南国のマンゴーに似ているものですから、今までてっきり熱帯産で、日本の気候風土に順化した樹木(果実)だとばかり思っていました。温帯産だったとは知りませんでした・・。私はこの熟したバナナのような“ねっとり、こってり”した風味が好きです。足もとに居る愛犬サラに少し分け与えると、美味しかったらしく催促する始末です。悪いことに食べてる途中、診察が入ったものですから食べかけのポポーを机の上に置いて離れたところ、戻ってみると跡形も無く、舌なめずりをしているサラなのです。口はトロピカルな臭いでムンムン。ビワと同じぐらいの種が入っているのですが、全部食べたようです。種は有毒物質が少々あるらしく心配したのですが今のところ異常所見が出ていないので様子観察ですが・・。代々の犬がそうだったようにサラも主人の好みに似てきているようです。気をつけましょう食べ物の置き忘れに!ちなみに当院の看護士諸君はこのトロピカルな果物は好きではないようです。  左がアケビ、右がポポーです。もう少し熟した方が美味しいです。

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— posted by shimoe-s at 09:23 pm  

鑑札の装着ID:1188422829-

 東京・世田谷保健所は「鑑札」のデザインを平成20年度から変えることにしたという。鑑札は今春からデザインが自由化されたことにより、著名な商品デザイナーに委託してファッション性を高め、装着率を上げて、殺処分される迷い犬を減らす狙いだ。迷子になったり放置された犬が保健所に保護された場合、鑑札を付けていれば飼い主が分かるが、付けておらず飼い主が見つからなと、1週間程度で殺処分されることが多い。非政府組織(NGO)「地球生物会議」によると、平成16年度の殺処分数は全国で13万頭を超えるという。処分される犬の問題に取り組む世田谷文化生活情報センター・生活工房の「ただのいぬ。プロジェクト」が飼い主にアンケートしたところ、鑑札をつけない飼い主理由は、小型犬には大きい・おしゃれじゃない・取り付けにくいなど。このため同プロジェクトは、厚生労働省が3月に鑑札のデザインを自由化したことを受け、同保健所に見直しを提案、採用されたもの。同様の悩みを抱える他の自治体にも今後影響を与えると見られる。(2007/08/25JPR)

鑑札を首輪に着けることは義務ですが、小型犬などは室内での生活がほとんどで散歩も胴輪を使用される方が多く、鑑札を着けていない犬が多いのが現状です。このところ雷に恐れ脱走し行方不明となった犬達のことを耳にします。この犬たちが鑑札あるいは電話番号、住所が書かれた迷子札を着けていれば早く家族の元へ帰れただろうにと思える事例が多々あるのも事実です。堅牢で字の消えないファッション性のある鑑札が出ることをせつに願います。付加価値としてノミ・ダニ・蚊防止の機能が備わっていればより普及するでしょうがね・・・。

— posted by shimoe-s at 06:27 am  

運動不足ID:1180871582-

病院内での仕事のため、どうしても運動不足になりがちです。朝、愛犬のサラを連れて芦田川岸辺を少し歩き、その後、自転車で4キロ程飛ばします。サドルを皮に変えてまだ慣れない為、お尻が痛みますし太股も張ります。でも思い切って先日、しまなみ海道の自転車道を尾道から今治まで往復してきました。さすがに歳のせいもあり疲れ果ててしまいました。突拍子のないことをするものではありません。犬でも日頃の運動不足と肥満、そして加齢に伴い、ちょっとジャンプしたり走っただけなのに後肢を着かなくなったとのことで来院されますが、診察してみると前十字靱帯断裂とそれに伴う半月板損傷。私のことは隠しながら日頃の食事療法、運動鍛錬をしない結果だから云々と説明。あえなく手術となるわけです。教訓。私と同様、運動不足、肥満気味の犬達!突拍子もないことするべからずです。
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— posted by shimoe-s at 08:53 pm  

予防関係の時期到来ID:1175581057-

4月〜6月は狂犬病予防注射期間です。(動物病院では犬の調子が良い時に1年を通していつでも受けれます)愛犬家、日本国民の義務として犬を飼っている人は必ず受ける必要があります。

また、フィラリア予防の時期がまいりました。5月からフィラリア予防薬を服用していきますが、その前に血液検査でフィラリアに感染しているかどうかチェックが必要です。ご希望の方は採血時にフィラリア検査だけでなく、健康診断も兼ねて他の血液検査も致しますのでお申し出下さい。フィラリア予防薬には色々な剤形、効能がありますので診察時に愛犬の種類、環境、年齢などを考慮して処方致します。

— posted by shimoe-s at 03:17 pm  

優秀な盲導犬増やすID:1172795051-

帯広畜産大の鈴木宏志教授(家畜生命科学)らのチームは、4月から犬の性格にかかわる遺伝子を解析し、盲導犬に適した犬の遺伝子情報などをデータベース化すると同時に、精巣や卵巣の組織を凍結保存する世界初の「バイオバンク」を始める。盲導犬候補の犬は訓練前に去勢されるため、優秀な盲導犬だと分かった時には子どもをつくることができない。そこで将来的には保存しておいた精子や卵子を使って繁殖させ、盲導犬不足の解消を目指したいという。さいたま市で開催中の日本獣医師会学会年次大会で23日、発表された。日本盲導犬協会によると06年3月現在、国内で働いている盲導犬は952匹。一方、日財団の98年の調査では、盲導犬を求める人は将来的な希望も含めると約7800人いて、「現在も大幅に不足している」(同協会)。繁殖用の犬は全国に145匹で、年間の育成数130匹前後だという。盲導犬候補の雄は生後半年ごろ去勢、雌は8〜11カ月ごろ不妊手術をする。1歳を過ぎたころ適性評価を受け、訓練が始まる。合格して実際に盲導犬になれる犬は、3〜4割に過ぎないという。鈴木教授のチームは、独立行政法人の理化学研究所と共同で、盲導犬の訓練を受けた「ラブラドルレトリーバー」約200匹の遺伝子を解析。性格を左右すると思われる五つのSNP(DNA配列のわずかな個体差)の型と、盲導犬合格率との間に密接な関連があることを発見した。(2007/02/25 朝日新聞)
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— posted by shimoe-s at 09:24 am  

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