膣留水症(膣水瘤)ID:1266725684-

老齢の雌ヨーキー、陰部から膿汁が出るとのことで来院されました。血液検査で炎症反応上昇、エコー検査で子宮腫大を確認。通常、お産の経験が無く発情終了後1~2ヶ月経った頃、何となく元気無く食欲不振で、やけに水ばかり飲む。こんな症状の時、子宮に膿汁などが貯まる子宮蓄膿症をよく診察します。今回もこの症状であった訳ですが手術してみると子宮蓄膿症以外にも膣留水症がありました。膣留水症は先天疾患で膣弁遺残が原因となることが多く、子宮内膜から分泌される液体の排泄口が無い為に膣内に液体が蓄積されて腫瘤となるものです。この症例は膣弁が完全に残るタイプで無かったため陰部より”おりもの”があったわけですが珍しい症例でした。
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写真の左より腫大した子宮蓄膿そして丸い膣水瘤。引っ張っているのが膀胱(膣水瘤と癒着している)。

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摘出した卵巣、子宮蓄膿、膣水瘤。

— posted by shimoe-s at 01:14 pm  

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